2021-06-04 第204回国会 衆議院 環境委員会 第14号
ヒシは水草の一種で、湖沼などで繁殖する水生植物であります。ヒシを湖中で枯死させたままにしておきますと、堆積汚泥として水質悪化の一因となっており、また水質浄化に役立つアサザの生息地帯を脅かす存在でもあると言われております。また、ヒシの実は大小様々で、ゆがんだ形で、先がとんがっておりまして、砂浜を歩いていると足に刺さり、けがをする危険もあります。
ヒシは水草の一種で、湖沼などで繁殖する水生植物であります。ヒシを湖中で枯死させたままにしておきますと、堆積汚泥として水質悪化の一因となっており、また水質浄化に役立つアサザの生息地帯を脅かす存在でもあると言われております。また、ヒシの実は大小様々で、ゆがんだ形で、先がとんがっておりまして、砂浜を歩いていると足に刺さり、けがをする危険もあります。
次に、先日、淡路島の方で繁殖したということでニュースになっておりましたが、ナガエツルノゲイトウという水草がございます。
水草の食害であるとか、それだけではない、レンコンですとか、そうした水生栽培をされている第一次産業にも影響を与えているものでもあるので、これは駆除の対象としていても、輸入の対象規制がなっていないと、もう蛇口を閉めないと意味がないんじゃないかというところでありますので、たしか二〇一五年に環境省は、アカミミガメ対策推進プロジェクト、さっきインターネットでちょっと調べたらそうやって出てきたんですけれども、たしかそうやって
潮受け堤防の閉鎖以来、諫早湾の干潟が失われて、漁業被害の深刻さに加えて、これは農業面でも、冬場には暖かさをもたらすはずの諫早湾の潮流が堤防に阻まれてしまうことによる畑の冷害、そして、藻や水草など、カモにとって豊富な餌場であった干潟を潰したことによるカモの農作物への食害など、本来農業の場であった干潟を潰したことによる、農業のためにつくられた干拓地で、営農においてもさまざまな被害が顕在化しているところであります
宍道湖におきましても、水草の繁茂とそれに伴う貧酸素化などに対してどのような取組が効果的であるかを検討しているところでございます。 具体的には、島根県と共同で、地元漁協の協力もいただいて、実際に水草の刈取りを行いまして、刈取り場所ですとか間隔、頻度の違いによる水質改善効果等を検証しているところでございます。
宍道湖におきましては、近年、水草の大量繁茂による船の航行の障害等でシジミの漁業の操業に影響が出ているほか、密集した水草による湖底環境の悪化がシジミの生息に、あるいは生育に悪影響を与えるのではないかとの指摘もされていると承知しております。
宍道湖におきましては、近年、水草の繁茂が特に課題となっておりまして、平成二十五年に、国土交通省、島根県、松江市、出雲市によりまして宍道湖に係る水草対策会議を設立をいたしました。これによりまして、関係機関が連携しつつ、役割分担をしながら水草の刈取り等の対策に取り組むこととしております。
このように、琵琶湖では、水質汚濁防止や外来生物による被害の防止、大量繁茂する水草対策など多額の経費がかかっていますけれども、この七十七億円という事業費のうち県の負担額が六十五億円ということで、大変大きな金額になっています。
続きまして、琵琶湖で問題になっている水草対策への支援についてお伺いをいたします。 滋賀県では、大きな琵琶湖を擁していますので、水草対策に要する多額の事業費が毎年県の財政を圧迫しています。何らかの国の支援が必要であるというふうに考えますが、現在の取組の状況についてお伺いをいたします。
琵琶湖におきましては、今御指摘のように、水草の繁殖拡大に伴う悪臭の発生、あるいは航行の障害、それから底質環境の悪化などの課題が生じていると承知しております。 環境省におきましては、平成二十九年度から着手したモデル事業におきまして、滋賀県と連携して、水草の除去等による湖辺域の水質改善効果等の検証を進めているところでございます。
平成二十九年度における直轄防除予算額は約四億八千万円となっておりまして、世界自然遺産登録を目指している奄美大島や沖縄本島におけるマングースの防除、さらには、ラムサール条約湿地である琵琶湖におけるオオバナミズキンバイという水草の防除等を環境省直轄で実施しているところでございます。
琵琶湖保全再生計画につきましては、今後、滋賀県において検討の上策定されるものと承知しておりますが、琵琶湖においては、現在、大量繁茂する水草の対策や水質汚濁防止など、さまざまな課題があるものと認識いたしております。
この琵琶湖の膨大な面積、これを維持あるいは再生していくために、外来性植物であるとか水草対策、あるいは湖上警備、膨大な行政経費が掛かってまいります。 他方で、実際に交付税の需要額等を見てみますと、実際に掛かる額と見積もられた額がやっぱり若干、若干というか大きな差が生じております。
この渇水期には、琵琶湖北部の一部の漁港でも藍藻類が大量に発生をしてアオコ状態を呈しましたし、水位低下によって干上がった湖岸域では、水草、貝類、底生動物など大きな影響を受けました。特に、固有種のオオウラカワニナなど浅い湖底に生息する固有カワニナ六種類では、夏季の水位低下が致命的な影響を与えます。長期的に生態系のバランスが崩れてしまうことも危惧されましたが、その評価はされていません。
あるいは、水質改善に関する水草の刈取りや街路の透水性の舗装、河川の清掃などの流出水の対策も必要と、こう認識をしております。 環境省としては、引き続き、地方公共団体及び先生のおっしゃる関係機関、地域の皆様の御意見を拝聴して、そういったところと連携しながら琵琶湖の水質保全に取り組んでまいりたいと、このように思っております。
その中で、例えば水草の繁茂、これはよく指摘をされておるわけでございますけれども、これについては、さらに水草連携打合せ会というものを開催して、現況について情報共有をしっかり図るとともに、県が実施する水草刈取りには社会資本整備総合交付金を充当して支援をしておるなどの取組をしてございます。
同法が平成九年に失効して以降、今日に至るまで周辺地域の土地利用や産業活動、生活様式の変化等もあり、多くの環境保全の取組にもかかわらず、水草の異常繁茂、外来動植物などによる生態系や漁業への被害を始めとして、琵琶湖の自然環境等の悪化が一層顕在化してきている状況にあり、その総合的な保全及び再生を図ることが喫緊の課題となっています。
また、御指摘のございました水草の問題でございます。 近年、水草の繁茂によりさまざまな障害が起こっているということで、地元滋賀県等が刈り取りの対策を講じておられるということでございます。 環境省といたしましては、水草の異常繁茂による影響の分析でございますとか、刈り取った水草の活用の効果の検討を目的といたしました実証事業を琵琶湖フィールドに実施をしてございます。
先日の視察の中で、水草についても、その実態を委員の皆様には見ていただいたところでございます。 琵琶湖では、水草の異常繁茂が大きな課題となっております。従来から課題となっております水草の除去につきましては、国としての支援制度がない中で、滋賀県や市町が独自の取り組みとして水草の除去を行っておりまして、大変大きな負担となっております。
○高橋政府参考人 前段の水草の異常繁茂のところにつきましてお答え申し上げます。 御指摘のとおり、琵琶湖におきましては、近年、水草の繁茂によりまして、水質の悪化、悪臭あるいは船の航行障害というような問題が起こっております。滋賀県等が刈り取り等の対策を講じていらっしゃるというふうに承知をしてございます。
そして、こういう水草の影響もあるでしょう。さらには、今答弁にありました外来生物のブラックバス等の影響もあると思うんです。
実は議事録を読ませていただいているんですけれども、当時の議事録見ると、琵琶湖周辺の内湖に生えているアシが水中の養分を陸上に揚げ、底に沈めるバッファーの役割を果たしており、岸辺の水草は魚の産卵場になり、藻が異常繁殖すると風に流されて岸辺に打ち上げられる、全部がうまく機能を果たしながら自然の力を保ってきたということを言われている。自然の生態系に目を向けておられる御質問なんですね。
滋賀県では、二〇〇〇年にマザーレイク二十一計画を策定し、琵琶湖の水質保全、水源涵養、自然的環境・景観保全の三つの分野で総合的な取組を推進してきたところですが、一方で、近年、オオクチバスやブルーギルなどの外来魚の大増殖、水草の異常繁茂、カワウの増加による植生被害及び漁業被害などの問題が発生しております。
残念ながら、いまだに根本的な問題が解決されていないということやら、また、最近は琵琶湖に新しい問題が出てきまして、水質の汚濁、そして湖の湖底近くの水の酸素濃度の低下、あるいは外来魚でありますブラックバスやブルーギルの大変な量のふえ方、またカワウによる生態系や漁業への影響、あるいは琵琶湖の南湖、南部の方でございますが、水草が異常に繁茂するということで、生活環境の悪化や漁業への影響など、大変深刻な問題が三点
ぜひとも、水草対策、カワウ対策について、環境省の積極的な対策をお願いいたします。 それからもう一点でございますが、琵琶湖の水質汚濁の取り組みということについてお伺いいたします。 琵琶湖の水環境問題については、下水道整備の生活排水対策や工場等からの排水規制対策に取り組んできた結果、琵琶湖への流入負荷は大幅に削減されてまいりました。
それからもう一つ、琵琶湖の新しい課題に、カワウ、水草問題というのが発生しております。 琵琶湖周辺の生態系の異常を示す一例として、カワウによる漁業被害があります。 カワウは、昭和四十六年には全国で三千羽ほどに減少したということでありますが、その後、禁猟等の措置によりまして、大変生息数がふえてまいりました。
そして、湖底が水草に覆われているだとか、あるいは砂地であるだとか、あるいは岩が露出しているだとか、こんな調査をし、それを地図に表現しまして、公表させてもらっているということでございます。 また、先ほど申しました、明治以来我々がつくりましたいろいろな地図がございます。この地図の中には、植生の一種でありますけれども、湿地というのが記号で書かれております。
さらには、琵琶湖の深層部での水温の上昇、あるいは、湖面での水草の異常な繁茂、そうしたことも今現実の問題として生じてきているわけであります。
日本生態学会が発行している「保全生態学研究」に掲載された「群集動態を考慮した生態系管理の課題と展望 奄美大島における外来種問題の事例」という論文を引用させていただくと、アマミノクロウサギを保護するために移入種のマングースを駆除すると、移入種のクマネズミがふえて別の悪影響を生じさせる可能性があるという例、ほかには、移入種のブラックバスを駆除すると、移入種のアメリカザリガニがふえて、逆にそのことで水草が